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ルシウス(ハンノ)は、子供の頃ローマから亡命。
ローマを離れ、妻と平穏に暮らしていましたが、責めてきたアカシウス(ペドロ・パスカル)率いる、
ローマ軍に侵攻され、妻を殺されてしまいます。
ハンノは、奴隷としてローマに連れて来られ、コロシアムで剣闘士として戦いますが。。。
2024年の映画。
ラッセル・クロウ主演の、
「グラディエーター」(2000年)の続編。
観ているはずと思い、観始めました(多分、全部観てない)
と、いうわけで、
ハンノ(ポール・メスカル)が、実は孤児でもなんでもなく、
皇帝の血を引く青年だということも、全く知らずに、
ただただ、字も読める、回りをまとめる力もある、
突然変異のキャラクターだと思っていたのです。
あ、でも育ての祖父が、教えて育ててくれたから、
決して突然変異ではないのか。
回りが、字も読めず、感情に任せて行動する中、
ひとり冷静沈着なのには、ちゃんと事情があったのね。という。
とは言え、
愛する妻を殺されてしまい、怒りでアカシウスに復讐を決めて、
ローマへやって来ますが、
アカシウスがどんな存在かというのを理解した途端、
自分の復讐心も乗り越え、彼が大義のために犠牲にしてきたもの、
彼の心の内を一瞬にして理解する様・・・。
本当はみんな、自分のことだけ考えて生きていけたら
幸せかもしれません。
でも、たくさんの誰かを救わなければならない立場になればなるほど、
自分のことだけ考えて生きていくというのは難しいもので。
誰かの犠牲の上に成り立ち、
一部の人だけが幸せに暮らせるというのは、
本当の意味の「自由」とは程遠い気がします。
私は、このくらいの時代の映画が、
実はあまり得意ではなく。。。というのは、こんだけブログ続けてたら
どこかで何度も書いていると思いますが。
勝つことにこだわったり、
自由のために、殺し合うとか、
殺し合う姿を、みんなで鑑賞するって、
その野蛮さが、結構しんどかったりして。
現代社会で、それらのことが、
行われなくなったかと言えば、決してそんなことはなくって。
その大昔から、現代にかけて、
ひとりでも多くの人が、制約は多少あろうとも自由さもある生き方をできるようになるために、
設けられたルールとかって、
きっと、ルシウス(ハンノ)たちが、
”こんな世の中にしたい”っていう理想を信じて、動いてきて。
もちろん、彼の代だけでは、成しえないものを、
また次の代が受け継いで・・・。
そういう繰り返しの上になる立つ今なのかなぁ・・・と。
古代ローマの人々の、
”当たり前”が、今の我々が見ると、
「野蛮だなぁ」って思うように、
未来の人々が、今の我々を見て、
「野蛮だね」って思うこともたくさんあるんだろうな・・・と思ったりしました。
誰もが自由に生きられる世界というのが、
理想の世界ではあるけれど、道半ば。というのは、今も変わらない。
そして、
「自由」って言葉は、実は一番自由じゃないんだよなぁ・・・。
というのも、正直な気持ちだったりします。
そんなことを、考えました。
主人公を演じる、
ポール・メスカル。
「ノーマル・ピープル」観て、すっかり好きな俳優さんの1人ですが、

ノーマル・ピープルでは、普通の高校生~大学生だったけれど、
グラディエーター2では、闘士としてたくましくって、
更にリーダーシップも取れる、静かで、聡明。
皇帝の子孫だから・・・と、関連付けるのは違うのかもしれませんが、
囚人にされるには、品のある・・・。
色々と複雑なキャラクターをしっかり演じていて、かっこよかったです。
まずは前作をちゃんと観ようと思います。
そしてもう一度、「グラディエーター2」を観た時、
「自由」という言葉を、私はまた違った角度から考えるのかもしれません。
「グラディエーター」はU-NEXT、アマゾンプライムで視聴できます。
「グラディエーターⅡ英雄を呼ぶ声」はNetflixで視聴できます。



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