ビューティフル・ガールズ【映画感想】

映画

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シカゴのバーで、ピアニストをしているウィル(ティモシー・ハットン)は、
高校卒業後10周年の同窓会に参加するために、故郷に帰省します。
昔馴染みの仲間との再会や、隣に引っ越してきた女の子・マーティー(ナタリー・ポートマン)と出会い。
全てが、本当の意味での「大人になる」ことを考えることにつながっていきます。。。

1996年の映画。

若い頃、大好きな映画で何度も観ていました。
改めて観てみると、昔とは違った感想だなぁ・・・って感じます。
ウィルは、シカゴに弁護士の恋人・トレイシーがいるけれど、
隣のマーティが気になって仕方ない。
恋心にも似た気持ちを抱いているのかなって(”似た気持ち”ですからね)。

マーティは突然都会からやってきた、お兄さんウィルが、
とても大人っぽくて、自分のこともかまってくれて、
とっても気になっています。
13歳ぐらいの女の子が、年上のお兄さんに憧れる時期って、
ありますよね。

私が以前観た時は、
どっちかっていうと、マーティに近い年齢だったもので、

だから、ウィルとマーティのスケート場での、
マーティがウィルに、
「私が18歳になるまで待ってて」って言うシーンが、
切なかったのですが。。。

今観ると。
ウィルの視点より、もっと年取ってしまったのですが、
どれだけ背伸びしても、13歳はまだ子どもで、
その距離を守るのが“大人であること”なんだなと感じました。

ウィルの故郷の友達たちって、
高校生の頃のキラキラした恋愛ごっこを忘れられず、
今目の前にいる彼女を大事にできない、トミー(マット・ディロン)や、
長年付き合ってきた恋人との別れを受け入れられない、ポール(マイケル・ラパポート)
結婚して家庭を築き、地に足ついている、モー(ノア・エメリッヒ)
がいました。

ウィルはウィルで、弁護士の恋人、トレイシー(アナベス・ギッシュ)がいて、
彼女と結婚するために、ピアニストを辞め、就職しようかと悩んでいるところで。。。

モー以外はみんな、
本当に責任ある大人になるかどうしようか。
その狭間にいる感じです。

29歳~30歳というキャラクターたちが主人公で、
(当時から思ってたけれど、演者たちみんな30歳に見えなかった)
ちょうど、そういう悩みって出たりしますよね。
モーのように、とっくに子供のいる一家の主にもなっている年齢でもおかしくないし、
結婚するかどうしようか、悩むお年頃でもおかしくないし、
グラビア美女のポスター貼って、夢見ていても・・・、うーんこれはちょっと何とも言えない(笑)

モーのこと、
「落ち着いちゃってつまらない」と、ポールあたりは思っているけれど、

モーだって、落ち着いたわけではないっていうのは、
トミーが、ケンカでぼこぼこ(まぁ、自業自得ですが)にされたときに、
他の友達の誰よりも、熱い気持ちで仕返しに行ったんですよね。
父親になって、守るものができたモーではあるけれど、

“落ち着いた大人”に見えても、心の中では同じように揺れている。
モーのあの行動は、それを一番はっきり見せてくれる瞬間でした。

昔観た時は、
「恋」の映画だと思っていたけれど、
今は「大人になることを選ぶかどうか」の物語に見えました。

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