ディープエンド・オブ・オーシャン(Netflix)|誰も悪くないのに苦しい映画の感想【映画】

映画

1999年の映画。
3人兄弟の真ん中の男の子が、
母が参加する同窓会の会場で、何者かに誘拐されてしまいます。
必死の捜索も、手がかりが掴めないまま、
9年の月日が。
一家が引っ越した先の近所に住む少年が、誘拐されてしまった息子で・・・。


昔観たことありまして。。。

今回、ネトフリの画面にて、
おすすめで出てきて懐かしくて観ました。

「誘拐事件」ではあるのですが、
こんなに登場人物が誰一人悪くないなんて、
なんともやるせないなって。

ネタバレして申し訳ないんですが、
犯人は、映画の中の9年後には登場しなくて。

「もしもあの時・・・」って、
母(ミシェル・ファイファー)も思っているし、
長男(ジョナサン・ジャクソン)も思っているし。

さらわれてしまった記憶はなく、
新しいお家で、愛情たっぷりに育てられた、
次男(ライアン・メリマン)にとっては、
”本当のお家”って言われても、戸惑うし。
次男・サムは、何も知らない育ての父に
愛情たっぷり育てられ、その育ての父も、何にも知らされてはおらず、
まったく悪い人じゃないから、苦しいし。

そして、父(トリート・ウィリアムズ)は、
やっと戻ってきた息子と、
末っ子の娘ケリー(アレクサ・ヴェガ)も含め、
ようやく、家族が・・・。

でも、うまいこといかない現実。

みんな苦しい(ケリーは赤ちゃんだったので、割愛)のですが、
やっぱり幼心にずーっと傷ついたままだった、
長男・ヴィンセントが、
一番深く傷ついたよね。本当辛かったよね。って思うと、
泣ける。

これがね、
犯人が存命だったら、また違った映画になるんでしょうが。。。
だって。
動機が動機でも、
「だから、仕方ないよね」なんて絶対にならないから。

それぞれに葛藤を抱えながら、
でも優しい映画、です。

26年前の映画なのでね、
映画の中では子供たちですが、
みんな私と同世代ということに、時代の流れをまざまざと感じるんですが、
父を演じていた、
トリート・ウィリアムズが、もうこの世にはいないというのがね、寂しい。
「エバーウッド」もいつか、配信されるといいな。。。

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