月別アーカイブ: 2012年7月

「君への誓い」と「ジュリエットからの手紙」

最近観た2本。
「君への誓い」
泣きました。
実話をもとに作られた作品とのことで、ラストにはモデルとなった2人のその後が書かれていましたね。
今では2人の子供にも恵まれ、幸せに暮らしているけれど記憶は戻らないまま・・・と(字幕なしだったので間違っていたらごめんなさい)

最初は何とか思い出せるようにと、頑張るレオ(チャニング・テイタム)なんですが、ペイジ(レイチェル・マクアダムス)にはその兆しもなく・・・。
苦渋の決断に迫られた時、レオがすごくいい人で胸がキリキリ。
本当は言っちゃえばいいのに!ってことも言わずに、レオがすっごくいい奴で、チャニング・テイタムも好きになりました。

レイチェル・マクアダムスは「きみに読む物語」以降好きな女優さんなので、相変わらずかわいくって素敵だなぁ〜。と、思いました。

もう1本は「ジュリエットからの手紙」
この作品の監督さん、「13ラブ30」以来好きでして。脳腫瘍を患って、亡くなってしまい、残念ながら「ジュリエット〜」が監督の遺作となってしまったんですよね。
こちらも泣いたり笑ったり、いい意味で忙しい映画でした。
ヴァネッサ・レッドグレーブ演じるクレアの孫、チャーリーって最初はむかつく!って思いながらも実は、現代の考え方に近いのかなって気もしながら観ていました。
忘れられない人がいても「同じ思いでいてくれるかなんてわからない」「今頃探したって」って。
目の前にやらなくちゃならないことがあるときっていうのは、自分の後悔の念を感じる暇もなくて、またはたまに思い出しても、「まっ、今更ね・・・」なんて思ったり。
でもまたさらに時を経て、自分の人生を振り返ったりしてそれでもつい昨日のことみたいに「あの時・・・」って思うと、その時はもう恥ずかしさとか、「今更ね」って思う気持ちも飛び越えちゃうのかもしれませんね。
50年(60年だったっけ?)経った手紙に、ソフィー(アマンダ・サイフリッド)がすっごい心にしびれるお返事を書いたことがきっかけですが、私も50年とはいきませんが、ちょっと後悔していることがあって。
今思い出すと「今更・・・」って気持ちが勝りますが、50年ぐらい経ったら、静かに思い出すのかなぁ。
まぁ、ジュリエットへ宛てたお手紙書いていないから、気持ちを後押ししてくれるお返事はどこからも届かないのですがね・・・。