月別アーカイブ: 2015年10月

ローン・レンジャー

長らく映画鑑賞から遠ざかっていたので、2年前の作品でも私にとってはまだ新作(笑)。

「ローン・レンジャー」

遠ざかっていなくても、もともとウェスタンとSF映画はちょっと疎遠なところあるんですが、SFは克服(?)したのでね、
残るはウェスタン。(刃物でぐさぐさやり合うホラーも苦手ですが・・・こちらは苦手なままでいいや)

残忍な悪党が出てきて、とても悲しい出来事も起こるんだけれど、シリアス路線ってわけではないし、映画は全体的にはエンターテインメント映画ってことでいいんですよね。「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの製作陣とジョニー・デップがタッグを再び組んだ作品。
という触れ込みを目にしましたので、ハラハラドキドキ、悲しくなったり、笑ったり。。。の色々味わえました。
結構笑ったんですが・・・。不謹慎・・・じゃないですよね。ジョニー・デップ演じる、奇抜なキャラクターの、振り回される相方は、オーランド・ブルームに続きイケメンで、アーミー・ハマー。この2人のコンビの続編って作られないんですかね〜??

フルスロットル

ポール・ウォーカー主演の
「フルスロットル」

お話よりも、アクションシーンのかっこよさがとても印象的でした。
と書くと、話が面白くなかったんかい!って感じですがそんなことはありません。

近年の本物の悪党のトレンド(?)って自分では自分の手汚さないんですよね。
って、近年に限ったことではないかもしれませんが、自分が騙せる、善人の、正義感を揺さぶって、動かすという。
自分の私利私欲のためならなんだって。というね。
それで表向きは、みんなのために頑張ってるって顔するんですから、
フィクションで、そのどちらの顔も見ることができる立場としては本当に腹が立つというか。

とは言え、ちょっと胡散臭い人だった感は否めないので、(えーと。市長だったかな、役職)どんでん返しというより、やっぱりな。って感はありました。
けどまぁそれより、何より、です。元気に動いている、ポール・ウォーカーはもうこの世にいないのか。寂しすぎる!!ということが頭を何度も何度もよぎってしまって、映画を見てるのに、心ここに、半分しかあらず。って感じでした。

また観たいと思っている作品やこれから観る作品観るたび、観ながら寂しくなっちゃうんだろうな〜。

Marry Me

大変遅ればせながら、「Marry Me」観ました。
日本ではBS238で「Marry Me〜本命彼女はモテ期中!?」というタイトルで放送されたんですもんね。
字幕だったのか、吹き替えだったのかわかりませんが、チャンスを逃したのでDVD(字幕なし)購入すること数ヶ月放置・・・。

いい大人なので、こっそり理想の結婚を夢見る主人公(ルーシー・リュー)。
長く付き合った彼氏とお別れして、新しく出会った男や、その親友や、それからお別れしたはずの彼氏・・・。と、急に主人公の恋愛周辺が賑やかになる中、果たして誰と結婚するのかな??
というお話。

ルーシー・リューが、アリーみたい(アリーmyラブ)で、
アリーmyラブで彼女が演じていたのは、リンというアリーとは違う性格の持ち主でしたが、こちらのドラマでは、実は夢見るものがある、かわいらしい女性だな〜って思いました。

長く付き合い、色々とお互いをよく知っている男性なのか、”お姫様”を体現してくれる男性なのか、出会ったばかりだけれど、ありのままを愛してくれる男性なのか。。。
私は残念ながら(!)独身ですので、結局この人がいいよ。と、自分の体験談を述べるのは難しいですが(苦笑)
映画は、誰がいいかは一目瞭然。心温まるドラマでした〜。

観ながら、以前見たモニカ・ポッター主演の「幸せになる彼氏の選び方」という映画もそういうテイストの作りだったな〜。と思いました。

ロボコップシリーズ

最近ボチボチ観ていた「ロボコップ」のシリーズ。

「1」が1987年。
「2」が1990年。
「3」が1993年・・・だけど、91年には出来上がっていたらしいですが、どれも20年以上前。
この当時の最高技術の限りを尽くした作品なのでしょうかね〜。
今観ると、時代を感じずにはいられないし、「その速度じゃ、敵にやられないかな?」と、マーフィーを見て思ったところも多々ありますが、でもヒーローはとことんヒーロー。悪い奴はとことん悪い。

という、手抜きして一言で片付ければ王道なストーリーといいましょうか。
マーフィーがロボコップになったくだりとか、考え出したらとても悲しい話なんですが、その辺はこのシリーズで重きを置かれているところではありませんしね。

映画好きになってしばらく経ちますが、このシリーズ観たことなかったんですよね〜。
なのに、「1」の悪党にマーフィー(まだ人間の)がやられちゃうあたりは、観たことがある気がして、「途中まで観てそのままだったのかな??」って気もしますが、テレビでも何度も放送されているでしょうから、知らない間に目にしているのかもしれませんね。

出ている役者さんたちで、「あ!この人!」という人たち。当然ながらみんな若い!「3」にはブラッドリー・ウィットフォードとか、ジル・ヘネシーとか、ドラマ好きになってから好きになった役者さんたちもいて。
あと、「3」のマーフィーは、ロバート・ジョン・バーク。
「1」と「2」と同じく”マーフィー”を演じたわけですが、ぱっと見た感じ似てたというか、違う役者さんなのに。という違和感がなくすんなり「3」も観れました。

次はリメイク版観たいです。予告編なども観たことありませんが、きっと今のロボコップはもうちょっと素早く動いてくれるのかな??

あなたのために

最近、ジム・カヴィーゼル主演の「トランジット」観ました。
また(また?)ジェームズ・フレインが悪役で、
「何かいい役やっているの観なくちゃ!!」と、探して、

「あなたのために」

17歳のノヴァリー。妊婦。
お腹の子の父親である彼氏とカリフォルニアを目指す途中、ウォルマートで置きざりにされてしまいます。お金もなく途方に暮れるノヴァリー。
でもウォルマートでこっそり暮らして、なんとか子供を出産。
出会った人たちに助けられながら成長する物語。

観たのは今回が初めてではなく、実は好きな映画の1本。

ノヴァリーの相手役のフォーニーで、「あー。そうだ!!」でした。
フォーニーが、ノヴァリーの娘のアメリカスをとてもかわいがっていて、2人が仲良く散歩中に(冒頭は生まれたてですが、5歳ぐらいになっています)
「牛にチョコレート飲ませたら、チョコミルクになるかな?」と、アメリカスが聞くと、「なるよ。しかも牛をすごい早く回転させるとホイップクリームになるんだ」と、フォーニー。
「すごいわね。なんでも知ってるのね」と、アメリカスが言えば、
「図書館で働いているからね!」と、フォーニー。
そのやりとりが、すっごくすっごくすっごく大好きなのです!

この映画のジェームズ・フレインは、オリヴィアたちに取り調べられたり(性犯罪特捜班にもゲスト出演していましたね)、
自分が逃げ切るために、人の家族の車に、自分がやらかした銀行強盗のお金をねじ込ませたりしない、ノヴァリーが大好きなのに本音をなかなか本人に言えない、好青年!!!

今回改めて観て思いましたが、冒頭のノヴァリー。妊婦さんで、胡散臭い彼氏との2人での生活を夢見る、性格はすごくいいんだけれど、・・・すごくいいだけじゃなく、ちょっと良すぎる女の子。という感じ。
演じるナタリー・ポートマンもちょっと甘めにしゃべっている感じで、でも元々彼女が持つ知性っていうのは、このぐらいからにじみ出ていて、そこから5年経ったあたりでは、すっかり洗練されすぎちゃっているというか。彼女の美しさがそう見せているだけなのかな?
もちろん、頭の良さって学業だけじゃ測れません。ノヴァリーも、幼くしてお母さんに捨てられて、不運な時代があったけれど、きっと元々頭のいい子だったのかな〜と考えたり。
母になって強くなったというのもあるのでしょうが、ノヴァリーというキャラクターはとても素敵です。ノヴァリーは自分が、フォーニーにふさわしくないと自分の気持ちに嘘をつきますが、元カレの助言(?)もあり、本当に大事な物をまだ間に合ううちに取り戻せてよかったな〜って思いました。

最初に観たときより、心に染みたのは、私はきっと置き忘れた何かがあるからだろう。と、思います(苦笑)。
まぁ、そんなことはどーでもいいんです。
この作品2000年のものなので、もう15年も前なんだ〜。と、なんか一気に老け込んだ気持ちになりました。。。

28週後

「28日後」の続編ということで。。。
でも「28日後」観ていないんですよね。

10月に、FOXムービーの「ゾンビ特集」でも、この映画入っていたので、これもそうなのかと思ったら。。。
私の思い浮かべる、「ゾンビ」って、「ウォーキング・デッド」のウォーカーたちが、思い浮かぶ1位。
というわけで、最初、「うわー。速いし!!」と、この映画観た時思ってしまいました。

レイジウィルスというのに感染すると、すぐに変異してしまうようで、そうなると自分の意思などとは関係なく変わってしまい、変わった後は、元の姿の面影もなくなっちゃうんだから、これもまた「ゾンビ」なのよね〜。

と思いつつも、「ウォーキング・デッド」のウォーカーがこんなだったら、みんな逃げ切れないよね。。。
なんてことを考えていました。かなりドキドキ怖い映画でした。あっという間だったけど。

ジェレミー・レナーの演じるキャラクターが死んじゃって残念でした。(そこかよ!ですがw)