主人公のルー・クラークは、27歳。
普通の毎日を送っていたんだけれどある日勤め先が閉店。
新しい仕事で出会うのが、車椅子の男性、ウィル。
彼の身の回りのお世話をするのが仕事で期間は半年間。
最初はしっくりいかないんですが、だんだんと心を通わせていく2人・・・。
の、恋愛のお話だといいと思っていたのに。私が甘かった。
途中まで読んで、いつもの早く知りたい病で後ろの方を読んでしまって。
そこから長いこと読み進められずにいました。
最初に結末を知ったときは、ウィルの出した答えはただただありえない!と思っていました。
でもそれは、ウィルと同じ状況ではないから言えることなのかなぁ〜という思いもあります。
けど、ウィルと同じ状況になって、その現実を受け入れて幸せを見つけている人はたくさんいるわけですよね。
ウィルと同じ決断をした人を受け入れてくれる施設というのは本当にあるようで、
イギリスで、元スポーツ選手がケガで車いす生活になり、本当にこの決断をして、話題となった・・・ってのを、読んだんですが。
以前のようにはいかなくてもまだ生きている。そこには、何か理由があると思うんですが。。。
ルーはウィルと出会って、自分の秘めたる可能性を見出せたと思います。
ウィルがずーっと決めていた思いを、ルーと出会ったことで変えたとして、ルーとウィルがずっと一緒にいたとしても、ルーはルーで、ウィルと生きる人生を幸せに思ったに違いなくて。
ウィルは、自分のことを気にかけて一生を終えてほしくない!って思ったけれど、ルーはその人生に幸せを見出せる女性だと思うんですが・・・。とはいえ、決して楽ではないと思います。
だけどその先に自分で選ぶ選択肢にあっていいものなのか。。。
何でも自分でできたことができなくなって、自分で決めたことを確実にやり遂げて来た人にとっては受け入れ難いことなのかもしれないけれど。
それは受け入れられないから、せめて最期は自分で決めたことをやり遂げるのか。
まわりがいくら受け入れられなくて、悲しくてやめてほしいって思ったって、本人がそうと決めたんだから尊重するしかないのかなぁ。
それがどんなにどんなに心を痛めることでも。
色々考えてみても、納得のいく答えは出なくて。当の本人にしかわからないことですね。自分の本当の気持ちが本当にわかるのは自分自身だけ。
だけどウィルの決断はやっぱり寂しいし、どうしても感情移入は主人公のルーにしてしまうからものすごく悲しくて泣けてしまって。難しい1冊でした。

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