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テッド(ダスティン・ホフマン)は、ある日仕事を終えて家に帰ると、
妻のジョアンナ(メリル・ストリープ)は、
突然「離婚します。息子は置いていきます」と言って出て行ってしまいます。
テッドと息子のビリーとの、2人の生活が始まります。
今まで、仕事に時間を割きすぎていたテッド。
時に衝突しながらでした。
生活も安定したころ、目の前に、出て行ったジョアンナが現れ、
ビリーの親権を巡って裁判が始まるのでした。。。
この作品は以下の配信サービスで視聴できます。
1979年の映画。
もう46年も前の映画なんですね・・・。
このあと、書きたい記事があり、そのために観ました。
私の映画好きの端くれやって、結構経ちますが、この映画は知っていたけれど、
1度も観ていませんでした。
今から46年前ということで、
アメリカとて、父親が育児に積極的に関わる・・・時代ではなかったのかな。
と感じられます。
母が家庭に入り、子の育児のメインを担う。
それとは逆に、
女性の社会進出が活発になってきたぐらい?
テッドにとっては、ある日突然の出来事のように見えますが、
ジョアンナはずっと考えて考えて、決断した日が、
「その日」だったんですよね。
「原因がわからない」とは最初言いますが、
徐々にすれ違って行ったら、
しかも、
片方は、まさか相手が別れを考えているなんて、思ってもみなかったら、
気付かないか。
そんなこんなで、
テッドは、息子のビリーとの2人の生活が始まります。
今までジョアンナに任せていたわけですから、
最初は「奮闘」という言葉がピッタリ。
仕事と育児を両立させようと頑張るけれど、
慣れなくてついつい、息子に当たり、ケンカもしてしまいます。
でもちゃんと後で、間違っていたって謝りに行くんですよね。
家族って(自分も恥ずかしながらそうですが)、
「ごめんね」ってなかなか後で言えなくて。
ケンカしても、なんとなーく元に戻っていく。
そんなことを、自分もしてしまってきたし、されてもきたし。
そんな感じでした。
でも2人は違うから、親子であり、同士のようにやがてなっていきます。
ところが。
ジョアンヌがある日2人の前に現れ、
「息子が大事だと改めて気付いた。」と、
やがて、法廷闘争になっていくわけですが、
勝手に出て行って、ずいぶん身勝手って思いも一瞬感じるんですが、
でも、他人の夫を愛せなくなっても、我が子は無条件に愛する存在だと思いますし、
出て行かれた方の目線から見たら、どれだけ用意周到に出て行ったとしても、
出て行った方のことは、「身勝手」って見えてしまうもの。
本人は、もうその場では息をするのも苦しいぐらい、心に葛藤を抱えてしまっていて、
出て行くしか、その場を離れるしか、呼吸を取り戻す方法はないって考えると、
単純に、「身勝手だね」とも言えなくて。
そして、こういう時、
一番しわ寄せ来るのは子供ですね。
親が我が子のこと愛してるのと同じで、
子供だって、自分のパパとママが大好き。
子供が、どっちかと暮らすのを選ばなければならないことほど、
酷なことはないんだな。って思います。
かと言って、子供がいても、
夫婦がもう破綻しているのに、ずっと居続けなければいけない。
・・・なんてことはなくて。
私は、結婚していないし、子供もいないので、偉そうなことは言えないのですが、
よく耳にする、
「子供のことを第一に考え」が、
本当に大事だなぁ・・・なんて、改めて思った次第です。
めちゃくちゃ丁寧に説明しないと、
幼いながらもね、
どちらかの親が居なくなってしまったのは、
一緒に暮らせなくなってしまったのは、
自分が悪い子だったからなのかな?
・・・思っちゃうって、とっても切ない。
本当に「大人の事情」でしかないのに。
(・・・って書いていますが、命の危険を伴う場合は、この話は該当しませんので悪しからね)
この映画は、
観る前は、
「離婚劇がメイン」と思っていました。
でも観終えた今、そうは思えませんでした。
実際は、テッドとビリーのお話がメインではないでしょうか。
2人が、冒頭では、
不器用にキッチン汚して作る、フレンチトーストですが、
ラストは・・・。
2人の歩んできた道がそれだけでわかる、ちょっぴり切ないシーンです。
大きな展開を持って、終了。
っていう映画ではないんですが、
静かに切なく、
誰が悪いってわけじゃないんですが、明るい話ではない。
そんな映画でした。
U-NEXT、Netflixなどで視聴可能です。


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