ベス・ダットンが、”ベス・ダットン”じゃなかったかも!?

海外ドラマ

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数日前、TVLineで見かけたある記事が、ずっと頭に残っていました。

Why Kelly Reilly's Beth Dutton Made HBO Reject Yellowstone - TVLine
The uber-hit Yellowstone almost landed on HBO. There was one little problem, though -- Kelly Reilly's uber-feisty Beth D...

今では、パラマウントで、
「イエローストーン」をはじめとする、フランチャイズも作られていますけれど、

最初、テイラー・シェリダンが、この企画を持ち込んだのは、
HBOだったそうです。

HBOは、
「ソプラノズ」とか、「ゲーム・オブ・スローンズ」などを送り出しているし(記事にもタイトル出ています)
記事に触れられていないけれど、
HBOの送り出しているドラマは、かなり骨太の作品揃いですから、
最初に、企画を持って行った・・・っていうのは納得しました。

ですが、HBO側は、
製作にゴーサインを出すのに条件がありました。
それが、ベス・ダットン(演じるのは、ケリー・ライリー)の性格を、
もう少しマイルドにするというもの。。。でした。

そこで、テイラー・シェリダンは、
HBOと袂をわかつことになって、その後、パラマウントがゴーサインを出して。
・・・で今に至る、わけです。

ベス・ダットンは、
みんなが言葉にせずやり過ごしていることを、
そのまま言葉にしてしまう人。

それがどれほど居心地の悪い真実だったとしても。。。

そんなキャラクターが、違っていたら、
私も含め、たくさんの人が、彼女のことを大好きにならなかったかもしれませんよね。

人は、本当の気持ちをとりあえず引っ込めて、
折り合いをつけて、今生きている場所に身を置いています。

そこにある、真理をすべて言葉にしてしまえば、
その場所はもう安定しなくなっちゃうと思うんです。

それでも、ベスは、
その、”言葉にしないことで保たれる領域”に、
触れてしまうキャラクター。

そこには「強さ」があります。
でも、
ベスには、触れたら壊れてしまいそうなほど、繊細な部分も確かに存在しています。

以前書きましたが。。。

ベスの魅力は、
男社会を、一人で突き進む強さだけではないんですよね。

それが、マイルドなキャラクターになっていたとしたら・・・。

観る人を選ぶキャラクターだったとしても、
ベスは変えられるべき存在ではなかったと思います。

テイラー・シェリダンが、ベスの性格を薄めるという
打診に応じなかったこと、
本当に良かったと思っています。

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