イニシェリン島の精霊

アイルランドの小さな島で暮らすパードリック(コリン・ファレル)と、
音楽家のコルム(ブレンダン・グリーソン)は長年友人同士。
だけど、コルムからある日、
「もう友達をやめる」と言われて・・・。という始まりの映画。

のどかな島で、のんびり暮らす人たちの話かぁ・・・。
島だからあんまり文明が(大変失礼)進化していないのかな・・・。
などと思っていたら、
お話は1923年のことで、納得。

度々ここでも書いていますが、
自分が若い頃観て、退屈だった映画を
今の歳になって改めて観ると大変面白いものだった。

っていうことが多々あって、新たな発見だったりするんです。

この映画も、
20年後ぐらいに観たら、
「わかる〜!」ってなるのかな。

・・・というのが正直な感想。

小さな島で、みんな知り合いゆえ、
コルムも絶縁する!って決意がないと、
離れたい人と離れられないのか。
・・・多分、伝えたいのはそういうことではないと思うんですが。

日々の暮らしに満足していたパードリックと、
音楽家として、後世に自分の作品を残していきたいコルムでは、
心持ちが違いすぎて一緒にいたくなくなった・・・のかなぁ。

にしても、その決意の表現が極端すぎて、なんかなぁ〜。っていうのと、
切った後、ちゃんと処置しなくて大丈夫!?
直後に焼いたの??という心配が。熱も出るだろうに・・・。

多分パードリックはまだ若いし、
妹のように、都会へ出て仕事を探しても、やっていけたと思いますが、
彼は島が好きなようですしね。

・・・でも、映画が伝えたいこともきっとそこじゃないのか。

ドミニク(バリー・キオガン)のキャラクターは、
「可哀想」って言葉は好きではないのですが、
ちょっと悲しい役どころかな。
でも、ダメ元でも自分の気持ちを正直に伝えたり、
物事の本質みたいなのを、ちゃんとわかっていたり・・・なんですよね。

さて。
パードリックとコルムの友情のその後ですがね〜。
何かスッキリする終わりがあるのかと思いきや。。。
映画の所々で、対岸の方では内戦が。って話が出てきていますが、
パードリックとコルムのやっていることと引っ掛けてたりするんでしょうかね。
一つのことに執着せず、妹のように村を出て、物事の見方を変えることもまた、
選択の一つだよ〜。的な。

・・・結局のところ、
この映画を「わかるわ〜」って観れるような歳に達していないってことなのか。
お子ちゃまですわ。。。

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