エネミー・ライン【映画感想】

映画

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バーネット(オーウェン・ウィルソン)は、
海軍を辞めようと、退官届を提出していました。
上官のレイガート(ジーン・ハックマン)は、バーネットを買っていたようで不服そう。
ある日、バーネットは相棒のスタックハウス(ガブリエル・マクト)と、
いつもの偵察飛行へ。
非武装地帯の所で、不穏な動きを察知。
ミサイル攻撃から逃れられず、墜落してしまいます。

2001年の映画

民族紛争が終結した・・・はずなのに、
セルビア人民軍が、残忍な行為を続けていて、
その証拠を、第三者であるアメリカ人に押さえられてしまったから、
なんとしてでも、それが明るみにでるのを阻止したかった
。。。ってことでしょうか。

陰謀的な話ではなく、
墜落して、アメリカ空軍に救助されるための、
ポイントへ行かなくちゃいかないのだけれど、
その道のりの大変な様子を、
描いた作品です。

NATO軍がいて、アメリカの海軍がいて。
・・・あれ?アメリカ一国が、いる必要あるんだっけ??
って思ったんですが、

民族紛争は終わったと判断されていたのに、
実際は終わっていないということが明るみに出なければ、
罪もなく奪われる命が、まだまだあった・・・ってことだったのでしょうか。

セルビア人民軍にいた、バーネットの最大の敵なキャラクターの人は、
捕虜だったって言っていましたが、、、

語られる目線によっては、悪い敵にも、見えてしまいますが、
兵士になって、自分の属す国を守りたい思いとかあれば、
そりゃ、全力で戦うよなぁ・・・。と。
ただ、罪のない人の命を奪い、
それも大義のためとかいうのは、納得いかない。

その大義のために、
バーネットを置き去りにすることを命ぜられた、レイガートでしたが、
1人の命も守れないなら、大義も成立しない気がします。
・・・だから、同じことを繰り返すのではないでしょうかね。
一言で、語れることではないことですが。。。

そういう意味では、
この映画は、戦争そのものの是非を問いかける作品というより、
極限の状況の中で、誰がどんな決断をするのかを描いた映画なのかもしれません。

バーネットの必死の逃走劇はもちろん見応えがありますが、
もう一つ印象に残るのは、ジーン・ハックマンが演じたレイガートの存在です。

命令と責任の間で揺れながらも、
最後は部下を見捨てない選択をした姿。

それは、事情は違えど、
「クリムゾン・タイド」で演じていた上官像とも、どこか重なって見えました。

自分の信じるものに従い、
部下を守ることに迷いがない――
そんな真っすぐな軍人を演じさせたら、
ジーン・ハックマンはやっぱり強いなぁと思います。

そして、もう一つ意外だったのが、
オーウェン・ウィルソン。

ちょっと抜けている役や、軽妙なキャラクターを演じている印象が強かったので、
極限の状況で必死に生き延びようとするバーネットの姿は、
これまでのイメージとは少し違って見えて、そこも新鮮でした。

色々な部分で、見応えがあるアクション映画でした。

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