セイフ・ヘイヴン

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原作読んだ時点で、
「主人公の心が弱っていたとしても、この展開って・・・」と、
世の中には不思議な出来事も多々ありますが、ちょっと、変化球。って気がしていました。

映画のほう。
ラッセ・ハルストレム監督作。好きな監督さんの一人なんですよね。
「サイダーハウス・ルール」や、「シッピングニュース」を観た際、全体的な人物の描き方が優しいな。と。
今回もそんな感じを受けました。

ケイティの旦那とか、「SVU」などなら、超ムカつくキャラクターとして描かれるところ。
それと、「パーソン・オブ・インタレスト」で、シーズン1の一番好きなエピソードでも、映画のケイティの旦那のように、職権乱用して妻を捜そうとする、憎き、連邦保安官の暴力夫が出ていまして。
この映画の夫も、いわばそういうキャラクターで、腹も立つし、だんだん狂っていく感じが、怖くもありました。

でも、そこと対峙するのが、メインの映画ではないし、サスペンス映画じゃないから、あんまり震え上がる感じもなく。(でも、ラストに「ジョン(パーソン〜の)助けにきてくれー!」って心で思ってしまいましたが)
ラストのラストは、不思議なこともあるわね。と思いつつ、でもケイティが手紙を読んで、アレックスを見つめるシーンなんかはグッときました。
泣けてしまったのは、ケイティが「逃げなきゃ!」ってあたりのところの方が泣けましたが・・・。

昔の私なら、最後の「ジョーは実は・・・」で泣けていたのかもしれないんですがね。変なところ現実的になってしまったのかな?冷たいですが。でも、面白かったです。
最後の最後、エンドクレジットでですが、ギャヴィン・デグロウと、コルビー・キャレイの「We both know」が・・・また泣ける!

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