セレステ&ジェシー

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日本のタイトルの正確なのは、

「&」は「∞」(←表示されてます?無限大のマークなんですが)

親友だった2人が恋愛して、結婚して、別居して、離婚する。
までを描いた作品。

セレステを演じる、
ラシダ・ジョーンズが、自分の経験も含ませて書いた脚本なのだそうですね。

自分が(セレステ)、実権握っているかと思いきや、
自分の知らないところで、ジェシー(アンディ・サムバーグ)は、
セレステのいない道を、手探りで進んで行こうとしている・・・。
”応援している”と言いつつ、実は現状で満足していたのは、セレステの方だったし、
無くしたものの大きさに気付いても、もう後戻りできないといいますか。

この映画を観て、
「ベストフレンズウェディング」を思い出しました。
かつて恋人、今大親友が、違う女性と結婚することになって、取り戻さなくちゃ!っていう映画でしたが、

どっちの映画も、自立した女性で、自分の人生コントロールできていて、順調。
という感じ。
「ベストフレンズ~」は、ジュリア・ロバーツが主人公で、親友(ダーモット・マロニー)とキミー(キャメロン・ディアズ)の結婚を阻止しようと、ドタバタする映画で、
ラブコメなので、ドロドロしていませんが、ジュリア・ロバーツが演じている主人公は、
なかなかにハチャメチャ。

セレステは、そんなにハチャメチャではありませんし、
この映画は、ラブコメではないのと、セレステが傷心していても、ドロドロはしないところに、セレステの知性を感じます。
自暴自棄にはなりますが・・・まぁ誰にでもありますよね
(ちなみに、ベストフレンズ~でも最後はちゃんと正気に戻りますので!)

映画自体のテーマってわけじゃありませんが、
男女の友情なんて、本当に「友情」にたどり着くのなんて、
険しい道のりだと思います。

セレステは決して捨てられたわけじゃあないんですが、
彼女が辛くて泣いているところは、こちらも泣かされてしまいました。
でも、最後は笑顔になれる、いい映画でした。

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