光をくれた人(映画)

トム(マイケル・ファスベンダー)は、戦争帰りで一人で灯台守をしていました。
出会った、イザベル(アリシア・ヴィキャンデル)と結婚し、2人で灯台のある島でひっそりと仲良くくらしていました。
やがて、子供を授かるも、流産。
悲しみにくれていたところに、1隻のボートが漂着し、
中には、既に生き絶えた男性と、泣いている赤ちゃんが。
報告する義務があるトムですが、イザベルに懇願され、
2人の子供として育てることに。
ルーシーと名付けた女の子は、2人の愛情を存分に受け、4歳になりました。
ルーシーを乗せた船が漂着した頃と同時期に、子供と夫を亡くしたという女性に、
偶然出会ったトムは・・・。

誰も得する人がいない。という映画。
”得”って言うのは変ですが、
イザベルが、精神的に参っていて、魔がさしてしまったのが悪かったんですが、
2度の流産の後で、心がボロボロだったんだから、許してやってよ。
・・・と言える映画でも、もちろんないんですよね。
レイチェル・ワイズが演じていた、ハンナは、
愛する夫だけでなく、娘グレース(ルーシー)も亡くしてしまったと、辛い日々を過ごしていました。
グレースが生きているとわかり、当然愛する娘だから自分のところに戻したい。
って思うわけじゃないですか。
で、娘のルーシーは、本当の家に帰って来たんですが、
ハンナをママじゃない!って言うんですよね。これはハンナが一番辛い。

トムにとっては、戦争から帰って来て傷ついている自分を癒してくれた、
イザベルさえいればよかったんだけれども。
そんなイザベルの頼みだから、断れなかったんだけれども。。。

誰を想っても、悲しい映画でした。
見所はそこじゃないのかもですが、、、。
でも、みんなルーシー・グレースのことをとっても愛している大人たち。
って言うことには変わりがなくて、(おじいちゃんとのやりとりが好きでした)

やがて時は経ち。
ルーシー・グレースはいい子に育ちましたよね。
いつかルーシーに読んでもらえる日がくるであろうと書いた手紙が、
切なくて泣けてしました。
トムの方が、イザベルに生きる希望をもらったのに、
トムの方が生きている。というのもなんというか・・・。
切ない。

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