親愛なる君へ

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アメリカ軍の特殊部隊に所属する主人公・ジョン(チャニング・テイタム)。
休暇で地元に帰って来ている時に、大学の夏休みで帰省中のサヴァンナ(アマンダ・サイフリッド)と出会い、恋に落ちます。遠距離恋愛の2人は、手紙でやり取りして、お互いのことを知り合って行きます。
2人で一緒にいたいジョンは退役して地元に戻る予定でしたが、9.11のテロが起き、兵役は延長。それでも2人の心は離れない・・・はずでしたが、サヴァンナからの手紙が途絶え、最後に来た手紙で突然別れを告げられて・・・。

一つ前の日記で、
「一枚のめぐり逢い」のことを書きました。
観た後に、こちらもまた観たくなりまして。

こちらは、かなり泣けちゃうんですよね。
主人公の2人の愛の道のりより、ジョンとお父さんのやり取りが。
ジョンのお父さんは、多分発達障害を持っている・・・と、言及こそないものの(それをサヴァンナが指摘して、ジョンとサヴァンナは初めて喧嘩するんですが)感じとられます。
かなりこだわりが強く、ジョンはもしお父さんの特性を知っていたら、すれ違わずに済んだかもしれないのですがね。
お父さん(リチャード・ジェンキンス)は、表立って示すことはできなかったけれど、
ジョンのことをとても愛していて。
2人の病院でのシーンは何度観ても泣ける。

前に観たときは、いまいち理解できなかったのですが、
サヴァンナが選んだ道っていうのは、
「義母と娘のブルース」の亜希子(綾瀬はるかちゃん)の選んだ道と一緒だったんですよね。
「義母と〜」は、その過程で、良一(竹野内豊さん)も愛しますが、
サヴァンナは心の奥ではジョンを想っている・・・のを、夫となるティム(ヘンリー・トーマス)もわかっていたんですが、息子のためを想って。と言うのは、
切ないけど、今回は理解できました。

収まるところに収まってよかった。というのが感想ですが、
ティムの息子は最後どうなったのかな〜って。
実はジョンと出会った時から、ジョンに心許している節あるし、
きっとジョンはティムの息子も受け入れてくれるだろう。っていうのは容易に想像できるんですが、ちょっと気になった。
まぁ、映画の本筋はジョンとサヴァンナですから、そんなところは描かれていなくて当然なんですが・・・。

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