追いつめられて【映画感想】

映画

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トム(ケヴィン・コスナー)は連絡将校に昇進したばかり。
国防長官(ジーン・ハックマン)の愛人である、スーザン(ショーン・ヤング)と
恋に落ちますが、ある日、スーザンが殺されてしまいます。
彼女の殺人の犯人へつながる証拠は、トム自身のものしかなくて・・・。

この作品は以下の配信サービスで視聴できます。

1987年の映画。

観終わった後の素直な感想を言いますと。。。

「え?終わり?」でした。

この映画、

”どんでん返し”映画だったんですね。

冒頭より、すっかりトムという男の目線で、
私自身話が進んでしました。
連絡将校になった矢先、たまたま出会った女性に恋をして、
その女性がまさかの、国防長官の愛人で。

そして、その女性が殺され、
トムは犯人ではないんだけれど、
犯人と疑われても仕方がない不利な状況・・・。

もうこれ、
陰謀モノで、
トムが何とか無実だってことを晴らすための映画でしょ。

そう思っていました。

昨今の・・・ってどれぐらいからかは
正確にはわかりませんが、
”どんでん返し”の映画って、
必ず、解説があって、映画が終わっていくと思うんです。

この映画には、それがありません。
観客が「なるほど」と理解するための説明も、答え合わせもないまま、
取り残された感覚だけを残して終わってしまいます。

「2つの出来事が、たまたま同時進行してしまっただけに過ぎない」
という感じ。
スリラー映画なのでしょうが、
当時のテクノロジーや描写のせいか、途中は少々滑稽に感じてしまう場面もありました。

だって、
架空の犯人をでっち上げたつもりが、その犯人はすでにそこにいた。
その事実を、最後まで知らなかったのは、権力を握っている側だった。
・・・のですから。

私が今回使っている、
「滑稽」って、
「おっかしー。笑える!!」ではなくって。
決して笑えはしないという。。。ね。

ペンタゴン中を大騒ぎさせた、出来事であったのに、
なんとなーく物事が収まって、なんとなーく日常に戻っていく。

そういう感じの終わりと言えば、まぁそうで。

でも、この頃はまだ、
映画って、もっともっと、
「起承転結」がはっきりしたものが多かったように思うんです。
ケビン・コスナーが主人公とかだったら尚更。

でも、
「結・・・結??」でしたから。

今なら、
「まぁ、こんな大きなスキャンダルがあったとしても、それでも日常は、またつつがなく続く・・・」
って終わり方の映画も多いですよね。
途中、いっぱい見せ場を作って魅せてくれるけれど、
映画の中の物事自体は、そんなに変わっていない・・・で終わる、みたいな。

この頃すでにあったんですね。

当時の方が、
「追いつめられて」のような、映画いっぱいあって、
言い方は悪いですが、”はっきりしない”感じも、観る人にもっともっと
受け入れられていたのかもしれないな~。。。って。
気持ちもあります。

気が向いたら、もう一回観ようかと思います。
すべて知った上で観ると、また少し違うかな~って思う。

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