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アディソン(エリック・バナ)とライザ(オリビア・ワイルド)兄弟は、
カジノを襲い、その帰りに事故に遭います。
2人は別々に移動して、カナダを目指すことになります。
ライザは途中で、ジェイ(チャーリー・ハナム)に出会います。
ジェイは、出所したばかりの元ボクサー。
実家に行く前に、トラブルを起こしてしまって・・・・
2012年の映画。
この映画、
悪いことをしているのに、
ただ、「悪い」「ひどい奴」って一言で断罪できない作品でした。
アディソンとライザには、2人で共有する悲しい過去がありました。
そこから、
アディソンの人生は、
「守る」ことで、成り立っていきます。
ライザは、そんな兄に恩義を感じつつ、自由ではありません。
ジェイは。。。
自分のやってしまったことで、父親と絶縁に近い形になっていました。
保安官のハンナ(ケイト・マーラ)は、
父親が署長(トリート・ウィリアムズ)で、でも事件の捜査に関わらせてもらえません。
みんながそれぞれに、
誰かを「守って」いるんです。
守ることが、相手の自由を奪うこともあるってことを、
忘れがちだよなぁ・・・。っていうのを、考えました。
アディソンとライザは、悲しい鎖で縛られてしまった兄妹だったように思います。
彼らの昔の姿とも言えるのが、
アディソンが逃亡中に出会ってしまった、ある母と娘たちだったのかな。って。
娘はまだ幼い女の子なのに、アディソンにヒントをくれるんですが・・・。
アディソンがそのヒントを活かして、
「守る」ことから卒業するには、、、ちょっと時間が経ち過ぎたのかなっていうように思います。
「守る」のに「痛み」を伴うなんて・・・。
映画の中で起きている出来事を、
とてもじゃないけど、
「仕方ないね」といった一言で片づけられる映画ではないのですが、
でも、観た後、
怒りより、ほっとするより、哀しみが拡がる映画でした。
長年、守られていながら孤独だったライザが、
自由になれたのは救いだったように思います。

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