17歳のエンディングノート

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途中から、ぬぐってもぬぐっても涙が。後半は号泣・・・。

「17歳のエンディングノート」

主人公のテッサは、4年前に白血病を発症。
辛い化学療法にも耐えてきたのだけれど、病気は治らず、残された時間はわずか。
そこで、死ぬまでにやりたいことをリストにして、実行していく日々(違法なのも含む)。

ある日、お隣に引っ越してきた大学生のアダムに出会って。。。
17歳にして、自分が長くないと知るというのは。17歳だろうが、いくつだろうが、受け止めるのには時間もかかるし、怖いだろうし。
テッサの最初のほうの態度は、初め、「お父さんの気持ちも考えてあげてよ!」って思ったのですが、観進めていくうちに、自分で受け止めていくのに、必要な過程だったのか・・・と思い直し、(病気のことを除けば、世間で言うところの反抗期もあるでしょうしね、年的に)

この映画を観ながら、以前観た、「死ぬまでにしたい10のこと」を思い出していました。
こちらは、若くして結婚して2人の子供と夫と、裕福とは言えないまでも、仲良く暮らしていた主人公が、体調悪くて病院行ったら、末期の癌で。
そこで、今までできなかったことなどをリストにして叶えつつ、残される夫や娘たちのために、やることのリストに泣いたのですが・・・。
17歳がそんなこと考えられるわけもなく。
自分が17歳で、そんなことできるか?って問うてみても、できないし。
自分が苦しかったら、それでいっぱいいっぱい。
テッサは、お父さんや、恋人アダムの涙に、ラストは少しずつ大人になっていくんですよね。
そんな中、一番無邪気な弟くんが、さらに泣かせるんです。色々考えさせられて、落ち込みます・・・。
でも、いい映画でした。

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