グラン・トリノ【映画】

映画

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2008年の映画。

ウォルト(クリント・イーストウッド)は、妻に先立たれ、2人の息子とも疎遠でした。
隣近所に、外国人が増えていくことを快く思っていません。
ある日、隣に住んでいる青年タオを、不良のいとこたちから救ったのをきっかけに、
2人の間には友情が芽生えます。
でも、不良のいとこたちが、引き下がったりしなくて。。。

ウォルトは最初、
偏見だらけの偏屈で孤独なおじいちゃんでした。
もうあれぐらいの年齢になったら、人って変われないかな・・・と思っていましたが、
ウォルトはそんなことなかった。
元々、優しい心を持っていたけれど、
朝鮮戦争へ行って変わってしまったのかな。
彼は、戦地で人を殺めてしまったけれど、そのことを悔いたって出口は見えないまま、
隣近所が、アジア系の外国人だらけになって、
自分の記憶が刺激されてしまったんだろうか??
と思うけれど、根っこにある優しさはきっと、心の奥にしまわれたままだったから、
不器用ながらその扉をそっと開けて行ったんでしょうか。

ウォルトは経験上、
「復讐」からは何も生まれないってことはわかっていました。

事件が起きて、
タオは、「やり返す」って息巻いていました。

ウォルトをたびたび訪ねていた神父さんも、
ウォルトはやり返す男だと思っていたんでしょう。。。

でも、ウォルトの選択は違いました。
タオに、自分がかつて抱き、ずっと苦しんできたものを抱えては欲しくなかったし、
「やられたら、やり返す」をやったら、
誰も幸せになれないこと、ウォルトはわかっていました。

すごく切ないし、やるせないけれど、
そしてウォルトがやったようには、
誰もができるわけではないけれど、
ウォルトは、みんなが傷つかない方法を選んだんだろうなぁ。

戦争へ行った経験は、
遠い昔のことなんですが、
それでもウォルトにはずーっと抱えていたものがあり、
断定はできないけれど、
きっとその経験のせいで、2人の息子ともうまく向き合えなくなったんでしょう。

ちょっと、歩み寄ってみようかな。
って思っても、
その「不器用すぎる時間」が長すぎるせいで、
それは叶わない。

本当は、
何十年時が経ても、自分の本当の想いを打ち明ければ、
お互い歩み寄っていけるんじゃないか。。。
って、それは映画的な魅せ方かもしれません。

実際には、打ち明けても相手は
「今更・・・」ってなる。方が、普通の反応かもしれない。

でも、ウォルトは、息子たちとは修復が絶望的でも、
目の前に、血のつながらないながら、
心を通わせた人たちが居て。

血のつながりがあるから、とかではない。というのと、

やっぱり、
「復讐」は、
傷つけられて、その行動に出た方も、
その行動からは、心の平穏は得られないんだな・・・と思いました。

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